プロテインの価格は今後どうなるのか — 原料相場・GLP-1需要・新設備から読む2026〜2027年の見通し
欧州のホエイ原料(WPC80)は2023年の安値から2026年1月に約2.8倍まで上昇した。米国WPC80は2026年9月下旬から10月上旬にかけて下がり、WPIは高止まりが続く。GLP-1薬の需要、新設備、為替から2027年までの価格見通しと国内製品の価格を整理する。
ホエイプロテインの国際原料価格(WPC80欧州卸値)は2023年5月の€5,100/トンから2026年1月の€14,320/トンへ約2.8倍に上昇し、史上最高値を記録した。米国のWPC80は2026年9月下旬から報告される価格水準が2週続けて切り下がり、10月上旬は1ポンドあたり9ドル台半ば〜10ドル台となった一方、WPIは14ドル台で高止まりしている(USDA Dairy Market News, 2026年10月8日)。日本国内ではGronGなど主要メーカーが2026年に価格を改定し、国内最大シェアの明治ザバスも2026年6月1日出荷分からスポーツ栄養21品を+6〜28%引き上げ、9月以降は粉末プロテイン14品の内容量を約11〜22%減らした(株式会社 明治, 2026年4月・7月)。本記事では、原料相場データ・需要構造の変化・新規生産設備の稼働スケジュールに基づき、2026〜2027年のプロテイン価格の見通しを整理する(2026年10月時点の情報で更新)。
本記事の市場データは公的機関・業界データベースの公開情報に基づき、各数値に時点を付記している。価格予測は不確実性を伴うものであり、「〜の見方がある」「〜と予測されている」は業界分析・非査読レポートを出典とする。
なぜプロテインは値上がりしたのか — ホエイ原料価格の推移
プロテイン価格の高騰は、複数の構造的要因が重なった結果である。最大の背景はホエイ原料そのものの国際相場の急騰にある。
WPC80(ホエイプロテインコンセントレート(Whey Protein Concentrate)80%)の卸値推移
欧州WPC80の卸値は2023年5月に€5,100〜5,400/トンの安値をつけた後、一貫して上昇を続けている。2024年通年で€10,000〜11,000/トン、2025年12月に€13,000/トン、そして2026年1月には€14,320/トンに達した(業界価格データベースVesper Tool、2026年1月時点)。約2年半で約2.8倍という上昇率は過去に例がない。
| 時期 | 欧州WPC80卸値(/トン) | 2023年5月比 |
|---|---|---|
| 2023年5月(安値) | €5,100〜5,400 | — |
| 2024年通年 | €10,000〜11,000 | 約1.9〜2.0倍 |
| 2025年12月 | €13,000 | 約2.5倍 |
| 2026年1月 | €14,320 | 約2.8倍 |
出典: 業界価格データベースVesper Tool、Mintec Global(各年次)
米国WPC80は2025年12月時点で約$15,983/トン(約$7.25/ポンド)と欧州を若干上回る水準にあり、WPI(ホエイプロテインアイソレート(Whey Protein Isolate))はさらに高い€20,500〜$24,250/トンに達していた(Vesper Tool、2025年12月時点)。2026年の米国の値動きは次の節で示す。
なお、WPC34%(大量生産品グレード)はWPC80より割安であり、USDAの週報によると2026年10月5〜9日の価格帯は$2.00〜3.20/ポンド(中心は$2.40〜2.70)で、在庫の逼迫が続いている(USDA Dairy Market News, Report 41, 2026年10月8日)。本記事で示す「プロテインサプリメント向け」の相場はWPC80の数値を指し、WPC34%とは別グレードである。
構造的供給不足とニュージーランド酪農の制約
原料価格高騰の直接的な原因は供給不足にある。米国ではWPCおよびWPIが「事実上入手不可能」な状態が2025年末から続いており、サプライヤーの多くは2026年分まで販売済みと報告されている(FoodNavigator、2025年12月19日)。
世界有数の乳製品輸出国であるニュージーランド(NZ)でも増産余地は限定的である。NZの乳牛飼育頭数は2015年のピーク(約480万頭)から年率0.5〜1%で減少しており、2023/24シーズンは約470万頭と5年平均比2%減少した(DairyNZ、2024年)。気候変動対策としてのメタン排出規制や農地の園芸・林業への転換が背景にあり、1頭あたりの乳量向上で総生産量は横ばいを保っているが、大幅な増産は見込めない状況にある。
2026年のホエイ相場はどう動いているのか — 欧米先物・乳製品指標
2026年秋の時点で、ホエイ相場はグレードによって値動きが分かれている。米国のWPC80は2026年9月下旬の1ポンドあたり10ドル台半ば〜11ドル台半ばから、10月上旬には9ドル台半ば〜10ドル台まで、報告される価格水準が2週続けて切り下がった。一方、WPIは同じ期間に14ドル台で推移し、供給の逼迫が続いている(USDA Dairy Market News, Report 39〜41, 2026年9〜10月)。
| 対象週(2026年) | 米国WPC80(ドル/ポンド) | 米国WPI(ドル/ポンド) |
|---|---|---|
| 9月21〜25日(Report 39) | 10ドル台半ば〜11ドル台半ば | 14ドル台 |
| 9月28日〜10月2日(Report 40) | 10ドル台前半〜11ドル台半ば | 14ドル台 |
| 10月5〜9日(Report 41) | 9ドル台半ば〜10ドル台 | 14ドル台 |
出典: USDA AMS Dairy Market News「Whey Protein Concentrate - Central and West U.S.」週報。価格は市場関係者への聞き取りによる取引水準。1ポンドは約0.454kgで、10ドル/ポンドは約22,046ドル/トンにあたる。
10月8日発行の週報は、WPC80について「下げの勢いが続き、一部の買い手が様子見している」と記し、製造側の一部がWPC80とWPIのうち有利な方へ生産を切り替えているとしている。それでも10月上旬のWPC80は、2025年12月時点の約7.25ドル/ポンド(Vesper Tool)より高い水準にある。
欧州WPC80は2026年1月に€14,320/トンの史上最高値を記録した。業界メディアはこの局面を「価格の狂乱の年(year of crazy price increases)」と表現しており、原料サプライヤーは「在庫確保そのものが最大の課題」としている(eDairy News、2026年; FoodNavigator、2025年12月)。
世界のホエイプロテイン市場の成長予測については、調査機関によって対象スコープが異なるため数値に幅があるが、CAGR(年平均成長率)は5〜9%台で成長が見込まれている点では概ね一致している。
| 調査機関 | 予測対象 | CAGR |
|---|---|---|
| Mordor Intelligence | WPC市場(2026〜2031年) | 6.62% |
| Global Growth Insights | WPC80市場(2026〜2035年) | 5.48% |
| Fortune Business Insights | スポーツ栄養全体(2026〜2034年) | 7.62% |
| Expert Market Research | ホエイ市場全体(2026〜2035年) | 8.50% |
出典: 各調査機関レポート(2025〜2026年発表)。スコープ定義が異なるため市場規模の直接比較はできない。
2026年初めの時点では、需要成長が続く一方で供給制約が残存するため、2026年内の価格の大幅緩和は見込みにくいとの見方が業界で多かった。9〜10月の米国WPC80の下落がこの先も続くか、WPIを含む他のグレードや小売価格に波及するかは、2026年10月時点の公表データからは判断できない。
GLP-1薬の普及はプロテイン需要にどう影響するのか
2025年以降、ホエイプロテイン市場に新たな需要ドライバーが加わった。肥満治療に用いられるGLP-1受容体作動薬(GLP-1 receptor agonist)(セマグルチド、チルゼパチドなど)の急速な普及である。
Gallup調査(2025年10月)によると、米国成人の12.4%がGLP-1注射薬を使用しており、2024年2月の5.8%から約1.5年で2倍以上に増加した。GLP-1治療薬による体重減少では、減少分の約40%が除脂肪筋量(lean body mass)から失われることが報告されている(Haines et al., 2025, Endocrine Society ENDO Annual Meeting; ただし研究によって15〜45%と幅があり、薬剤の種類・用量・試験期間により異なる)、筋肉量維持のためにタンパク質摂取の強化が推奨されるケースが増えている。
この動きはホエイプロテインの需要を構造的に押し上げているとみられている。業界分析では、セマグルチドの特許が2026年前半に中国・インド・ブラジル・トルコなどで切れることにより、新たに2億5,000万人規模のGLP-1ユーザーが発生する可能性が指摘されている(eDairy News、2026年)。仮に肥満人口の25%がGLP-1を使用し推奨量のタンパク質を摂取した場合、2026年末までに追加で30億kgのホエイプロテインが必要になるとの試算がある(eDairy News、2026年)。
この試算は査読を経た学術論文ではなく業界メディアの分析に基づくものであり、実際の需要増加幅には不確実性が大きい。それでも、GLP-1治療薬の普及がホエイ需要に構造的な上方圧力を加えているという傾向は、複数の業界レポートで指摘されている。
メーカーの新設備投資は価格を下げるのか
現在の供給逼迫がいつ緩和されるかを見通すには、新規生産設備の稼働スケジュールが手がかりになる。2026〜2027年に稼働が予定されている主要設備を以下に整理した。
| 企業 | 拠点 | 内容 | 稼働予定 |
|---|---|---|---|
| Idaho Milk Products | 米国アイダホ州 | $200M粉末ブレンド施設 | 2026年5月 |
| Wisconsin Whey Protein | 米国ウィスコンシン州 | WPI 2,200万ポンド/年(新工場) | 2026年初 |
| Fonterra | ニュージーランド | Studholme工場拡張(WPC製造開始) | 2026年 |
| Glanbia | 米国ニューメキシコ州 | WPI 4,500トン/年増強 | 2027年 |
| Arla Foods Ingredients | デンマーク | 既存工場をホエイ製造に転換 | 2027年1月(テスト生産) |
| Tirlán | アイルランド | €126M投資、プレミアムホエイ製造 | 2027年中頃 |
出典: DairyReporter(2026年1月16日)
2026年内に稼働する設備はIdaho Milk Products、Wisconsin Whey Protein、Fonterraの3施設に限られる。Glanbia、Arla、Tirlánなどの大規模施設は2027年以降の稼働となるため、供給面の本格的な緩和は2027年後半以降になると考えられる。ただし、大規模設備の建設には建設遅延のリスクが常に伴い、稼働時期が後ろ倒しになる可能性もある。
GLP-1需要の増加ペース次第では、設備が稼働しても需要が供給を上回り続け、価格の高止まりが続く可能性もある。2026〜2027年の価格動向は「2027年の設備稼働が順調に進むか」「GLP-1普及による需要増がどこで落ち着くか」の二軸で決まると考えられる。
消費者はどう対策すればよいのか — コスパ最大化の選び方
日本市場では、国際原料高騰に加えて円安というもう一つのコスト増要因が重なっている。ホエイプロテインはほぼ全量を輸入に依存しており(主産地はNZ・EU・米国)、円安が原料調達コストに直接反映される。2024年の円ドル年平均レートは151.37円で、一時161円台まで円安が進行した。2026年も日米金利差が構造的に残る見通しであり、大幅な円高への転換は見込みにくいとの見方が多い。
国内メーカーの価格改定動向を以下に示す。
| ブランド | 改定時期 | 改定内容 |
|---|---|---|
| 明治 SAVAS | 2026年6月 | スポーツ栄養21品: +6〜28%(2026年6月1日出荷分より) |
| 明治 SAVAS | 2026年9月以降順次 | 粉末プロテイン14品の内容量を約11〜22%削減(ホエイプロテイン100は980g→800g・約18%減) |
| GronG | 2026年6月 | ホエイプロテインの価格改定(6月22日より。製品別の改定幅はお知らせに画像で掲載。2026年10月時点の1kgの通常価格は¥6,980) |
| BAZOOKA NUTRITION | 2026年8月 | WPCの価格改定(8月3日より。2026年10月時点の900gの単品の通常価格は¥6,900) |
出典: 株式会社 明治のプレスリリース(2026年4月・7月)、各社公式ストアの価格改定のお知らせと通常価格(2026年10月15日時点)。
明治 SAVAS ホエイプロテイン100の800gの希望小売価格は税抜¥6,760で、980g当時と同額である。内容量が約18%減ったぶん、1gあたりの価格は上がる。
業界調査(2026年2月、国内6社対象)では、6社中3社が「2026年中にさらなる値上げを予定」と回答し、残り3社も「状況に応じて値上げの可能性あり」としている(日本ネット経済新聞、2026年2月5日)。また6社中5社が販売数の増加を報告しており、値上げ後も需要は堅調に推移している。
主要WPC製品の1kgあたり価格・コスパ比較(2026年10月時点)
本記事の収載基準は「WPC(ホエイプロテインコンセントレート)を主原料とする製品で、内容量・価格を公式サイトで確認できること」とする。
タンパク質含有率は、GronG・VALX・BAZOOKA NUTRITION WPC・DNS・Alpron・明治SAVAS・マイプロテインの7製品とも公式サイトの表示を確認済みで、1食あたりのタンパク質量を1食の量で割って換算した(GronGはシリーズ比較表の100gあたりの表示、Alpronはページ記載の含有率、2026年10月15日時点)。フレーバーや表記によって値に幅がある製品はレンジで示す。公式サイトで確認した項目は7製品とも同じで、価格・内容量・タンパク質量である。
価格は公式サイト・公式ストアの単品の通常価格(税込。明治SAVASは希望小売価格)にそろえ、定期便・セールの価格は含めない。1kgあたり価格は「税込価格 ÷ 内容量(kg)」、タンパク質1gあたり価格は「税込価格 ÷ (内容量(g) × タンパク質含有率)」で換算した。並び順は1kgあたり価格の昇順とし、同額の場合は五十音順とする。
| 製品 | 内容量 | 通常価格(税込) | 1kgあたり | タンパク質含有率 | タンパク質1gあたり |
|---|---|---|---|---|---|
| GronG ホエイプロテイン100スタンダード | 1,000g | ¥6,980 | ¥6,980 | 75%以上 | 約¥9.3以下 |
| VALX ホエイプロテイン(WPC) | 1,000g | ¥6,980 | ¥6,980 | 約70.7〜71.3% | 約¥9.8〜9.9 |
| Alpron WPC ホエイプロテイン | 900g | ¥6,800 | ¥7,556 | 約67% | 約¥11.3 |
| BAZOOKA NUTRITION WPC | 900g | ¥6,900 | ¥7,667 | 約70.0〜73.3% | 約¥10.5〜11.0 |
| DNS プロテインホエイ100 | 1,000g | ¥8,590 | ¥8,590 | 約68.6% | 約¥12.5 |
| 明治 SAVAS ホエイプロテイン100 | 800g | ¥7,301 | ¥9,126 | 約68.2〜71.4% | 約¥12.8〜13.4 |
| マイプロテイン Impact ホエイ | 1,000g | ¥10,818 | ¥10,818 | 約70.0〜76.7% | 約¥14.1〜15.5 |
出典: 各メーカー公式サイト・公式ストア(2026年10月15日時点)。SAVASは明治公式サイトの希望小売価格(税抜¥6,760)に軽減税率8%を加えた額で、実際の販売価格とは乖離がある場合がある。定期便の割引はGronG(15%)・VALX(10%)・BAZOOKA NUTRITION(15%)・DNS(初回10%・2回目以降20%)にあり、Alpronは定期便があるが価格は確認できず、明治SAVASとマイプロテインは公式ページに定期便の記載がない。2026年10月15日時点では、VALX(一部フレーバー¥5,981・10月19日まで)、BAZOOKA NUTRITION(単品¥5,865・10月19日まで)、マイプロテイン(¥6,847)が通常価格より安い期間限定・割引の価格を表示していた。マイプロテインの商品説明には1食30gあたりのタンパク質量が21gと23gの2通り記載されているため、含有率を両方の値の幅で示した。
1kgあたり価格はGronGとVALXの¥6,980が最も安く、マイプロテインの通常価格¥10,818が最も高い。タンパク質1gあたりではGronGの約¥9.3以下が最も安く、マイプロテインの約¥14.1〜15.5が最も高い。定期便や期間限定の割引の有無と幅は製品によって異なり、実際の購入価格は表の通常価格と一致しない場合がある(表の注を参照)。
富士経済の推計では、2025年の国内タンパク補給食品市場は3,096億円(前年比+4.4%)、うちプロテイン単体は1,292億円(前年比+8.6%)と成長が続いている。市場拡大と価格上昇が同時に進む構図となっており、原料のグレードによって相場の向きが分かれる局面で、消費者にとっては価格だけでなくタンパク質含有率・認証の有無・甘味料の種類など複数の軸での比較が重要になる。
よくある質問
プロテインの価格はいつ下がるのか
2026年内の大幅な価格低下は見込みにくい。米国のWPC80相場は2026年9月下旬から10月上旬にかけて下がったが、WPIは14ドル台/ポンドで高止まりしており、原料相場の下落が国内の小売価格に反映される時期は公表された情報からは読み取れない。GlanbiaやArla Foods Ingredientsなどの大規模新設備の多くは2027年以降に稼働予定であり、供給逼迫が続く公算が大きい。2027年後半以降は新規設備の稼働により供給制約が一部緩和される可能性があるが、GLP-1治療薬の普及による新規需要の増加ペース次第では、価格の高止まりが続くシナリオも排除できない。見通しの不確実性は高く、「いつ安くなるか」に関する業界コンセンサスはまだ形成されていない。
GLP-1薬を使っているとプロテインの摂取量を増やすべきか
GLP-1治療薬による体重減少では、減少分の25〜40%が除脂肪筋量から失われることが報告されている(Haines et al., 2025, Endocrine Society ENDO Annual Meeting)。筋肉量の維持のためにタンパク質摂取を強化する考え方は医療・栄養分野で議論されている。ただし、個人の体重・活動量・治療方針によって必要摂取量は異なり、数値目標は医師や管理栄養士に確認することが望ましい。
値上がり局面でコスパの良いプロテインはどれか
本記事の比較表に載せた7製品の中では、2026年10月時点の単品の通常価格で、GronG(¥6,980/kg・タンパク質1gあたり約¥9.3以下)が1gあたり価格で最も安く、VALX(¥6,980/kg・約¥9.8〜9.9)が続く。1gあたり価格でその次に来るのはBAZOOKA NUTRITION WPC(¥7,667/kg・約¥10.5〜11.0)とAlpron(¥7,556/kg・約¥11.3)である。含有率は製品ごとに約67〜77%の幅があり、1gあたり価格まで計算しないと実質コスパは比較できない。また、多くのブランドが定期便の割引やセール価格を設定しているため、通常価格だけでなく実際の購入価格での比較も重要である。価格以外の要素(第三者認証・甘味料の種類・製法)も含めて総合的に判断することが望ましい。
2026/7/23 訂正:BAZOOKA NUTRITION WPCの価格を2026年3月時点の¥4,800/900g(¥5,333/kg・タンパク質1gあたり約¥7.6)のまま記載していたが、2026年5月18日の価格改定後は¥4,930/900g(定期購入価格・¥5,478/kg・タンパク質1gあたり約¥7.8)であった。比較表および本文の該当箇所を当時の最新価格に訂正した。
2026/7/30 訂正:BAZOOKA NUTRITION WPCの価格を定期購入価格(¥5,478/kg)のみで表示していたが、当時は購入形態により¥5,478〜7,756/kg(定期〜Amazon)の幅があった。比較表および本文の該当箇所をレンジ表記に訂正した。
2026/10/15 訂正:明治 SAVAS ホエイプロテイン100(当時980g)の税込価格を、希望小売価格(税抜¥6,760)に消費税10%を加えた¥7,436と記載していたが、飲食料品には軽減税率8%が適用されるため¥7,301が正確である(同じ税抜価格のまま、2026年9月以降は800gに変わっている)。また、VALXの価格改定を「WPC 1kg: ¥4,480→¥4,980(+11%)」と記載していたが、2026年10月15日時点の公式ストアの通常価格は¥6,980で、¥4,980の価格は確認できなかった。価格改定の表と冒頭からこの記述を削除し、比較表には確認できた通常価格を記載した。
2026/10/15 更新:比較表の価格を、全製品とも公式サイト・公式ストアの単品の通常価格(税込)にそろえて取り直した。定期便・セールの価格は表に含めない。国内の価格改定の表は、改定の事実を各社の発表で確認できたものに絞った。2026/7/23・7/30の訂正に記載した価格は当時のもので、現行の価格は比較表のとおり。あわせて、米国のWPC80・WPI・WPC34%の相場をUSDAの2026年9〜10月の週報の値に更新した。
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参考文献
- Vesper Tool, “Whey Protein Concentrate 80% European Spot Price”, 2023〜2026年各月次データ
- Mintec Global, “Global WPC80 Price Index”, 2023年6月
- USDA AMS, “Dairy Market News — Whey Protein Concentrate - Central and West U.S.”, Report 39〜41(2026年9月24日・10月1日・10月8日発行)
- Gallup, “Use of GLP-1 Medications Among U.S. Adults”, 2025年10月調査
- Haines et al., “Lean Mass Loss During GLP-1 Receptor Agonist Treatment”, Endocrine Society ENDO Annual Meeting, 2025年(プレスリリースベース、査読なし)
- eDairy News, “GLP-1 Drugs and Whey Protein Demand Outlook”, 2026年
- DairyReporter, “New Whey Processing Facilities — 2026-2027 Outlook”, 2026年1月16日
- DairyNZ, “New Zealand Dairy Statistics 2023/24”, 2024年
- FoodNavigator, “Whey Protein Supply Crisis Deepens”, 2025年12月19日
- 富士経済, “タンパク補給食品市場の将来展望 2024・2025”, 各年発表
- 日本ネット経済新聞, “プロテイン市場調査: 2026年の価格改定と需要動向”, 2026年2月5日
- 株式会社 明治 (2026) 「価格改定のお知らせ」2026年4月プレスリリース — スポーツ栄養21品の出荷価格を約6〜28%引上げ(2026年6月1日出荷分より)
- 株式会社 明治 (2026) 「価格改定および内容量変更のお知らせ」2026年7月28日プレスリリース — 粉末プロテイン14品の内容量を約11〜22%削減(2026年9月以降順次)